色絵 前田正博展 ~追加作品のご紹介~

日陰に入ると肌寒さを感じることも増えて参りましたが。皆様いかがお過ごしでしょうか。そろそろ衣替えをしようかと考えますが、日中の暑さを思うとまだ先でいいのではないかと思ってしまいます。
さて、本日より前田正博先生の個展を開催致します。先日のブログで追加作品をご紹介致しましたが、今日明日と更に追加で作品をお持ちいただくこととなりました。先生は全日在廊されますので、先生とお話になりながら作品をご覧戴けましたら幸いでございます。
それでは、本日追加された作品をいくつかご紹介致します。

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No.43 色絵銀彩水指 ¥385,000(税込)
上下でオレンジと黒に分かれた水指。内側は青色に塗られており、くっきりとした色の差が目に鮮やかである。僅かに肩が張り出した形状をしているが、丸みがあり愛らしい印象を受ける。蓋は黒色で把手部分は艶やかな質感をしている。

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No.56 色絵銀彩花入 ¥253,000(税込) 
オレンジで着彩された美しい球状の花入。白の格子はマスキングテープを用いて着色と焼成を繰り返すことで制作されている。そのため線が重なる部分は二重に色が塗られ、上下の重なりを見ることができる。中央には細い線が点々と残されており、キリトリ線のように見える。それぞれの格子模様は均一ではなく線の本数が異なっている。細部に様々な工夫が凝らされた作品。

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No.25 色茶盌 ¥330,000(税込)
様々な色がキルトのように合わさった茶盌。青や緑などの寒色が多く使われ、爽やかな印象となっている。よく見るとこの作品はいくつもの四角で構成されていることが分かる。様々な色が塗られた四角、縦と横の線が重なることで生まれる白い四角、白が塗られていない部分に生まれる四角、いったいいくつの四角があるのだろう。茶碗自体の丸い形と四角の調和が見事な作品。

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No.37 色絵銀彩瓶 ¥110,000(税込)
オレンジと水色で着彩された明るく活発な印象の瓶。抹茶などを入れることも出来るし、オブジェとして鑑賞するのもよいだろう。どのような場所に置いてもおさまりがよいため、小さな花生としても使用できる。様々な用途に使うことができるからこそ瓶と名付けられているのだろう。

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No.68 No.66 No.67 色絵酒器 ¥55,000(税込)
小さくとも存在感を放つ色鮮やかな酒器。右の2点は見込が金色に塗られている。現在展示しているのはこの3点だが、明日にも多数追加がある予定なので、好みの色合いを探してみてはいかがだろうか。先生の作品には様々な色、形のバリエーションがある。その為気分によって使い分けたり、皆で異なる酒器を使用して楽しむことができる。

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No.29 色絵徳利 ¥99,000(税込)
紫、黄、青を用いたモダンな色合いの徳利。女性の手であれば半分ほどしか指が回らない大きさをしており、たっぷりと酒を注ぐことができる。上に施された線は斜めに走り、複雑な模様を描いている。幾何学的で不思議な世界を感じさせる作品。こちらの作品も実用、鑑賞ともに楽しむことができる。

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No.46 色絵銀彩掛花 ¥143,000(税込)
落ち着いた色合いの掛花入。線に使用されている色も黒みがかっており、控えめに主張をしている。単色の花入では物足りない場所でよく活躍することだろう。安定感があるので、場所に合わせて置いて使うこともできる作品。

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会場では大小さまざまな前田先生の作品が並んでおります。どの作品も色鮮やかで会場はとても華やかな雰囲気となっています。
明日には更に追加で作品をお持ちいただく予定ですので、是非お立ち寄りくださいませ。
気になる作品がございましたらお電話やメールからお気軽にお問合せ下さいませ。


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