常設作品のご紹介

9月になっても相変わらずの猛暑日ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。先日渋谷の道を歩いていたら草の茂った小さな植え込みから虫の鳴く声が聞こえました。少しずつですが秋に向かっているのですね。
さて、本日は常設作品からいくつかぐい呑みをご紹介致します。

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加藤亮太郎 茜志野酒呑 共箱 ¥33,000(税込)
夕焼けのようなオレンジがかった赤みが美しい三角形の形をしたぐい呑。所々に施された鬼板は景色に動きを与えている。見込みには釉薬が溜まり、白がとろりと溶ける様子は志野らしく柔らかな印象である。高台では細やかなもぐさ土の様子が観察でき、亮太郎先生により志野の魅力が存分に詰め込まれている。


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堀一郎 黄瀬戸ぐい吞 共箱 ¥33,000(税込)
黄瀬戸というとしっとりした油揚げのような肌合いが特徴に挙げられるが、堀先生の黄瀬戸はからりとしてさっぱりした印象だ。控えめな色合いの中にも釉の濃淡が見られ、火表の暗い色合いが全体のアクセントになっている。高台まで釉薬が垂れ、はがされた痕が残るがそれもこのぐい呑の魅力である。


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小山智徳 織部黒筒さけのみ 共箱 ¥24,200(税込)
大胆に釉が掛け残された黒のさけのみ。煙を浴びたのか素地も灰色を帯びており黒い釉薬とよく調和している。釉が掛かっていない部分には削り痕や土の縮れが観察でき、先生の手仕事を直に感じることができる。酒を注ぐことでこの黒は一層艶やかに輝くことだろう。


先生方のぐい呑はいかがでしたか。次の展示では備前や唐津を扱いますが、美濃の酒器も素敵なものがたくさんあります。気になる作品がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。


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