魯卿あん便り~中秋の名月~

昨日9月17日は「中秋の名月」。空には多くの雲が月を隠したが、それでも雲が切れると冴え冴えとした月を眺めることができた。昨日が満月と思われがちだが、実は満月は本日18日。旧暦の8月15日を「中秋の名月」としたところから、今の暦では昨日が中秋。満月と信じていたのに・・・と落胆する方もいらっしゃるかもしれないが、昨晩の月も見事に光を放ってい…
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正木春蔵展 ~最終日~

本日は、中秋の名月。非常に暑かった今年の夏も段々と秋の雰囲気を感じる日となってきました。今夜はお月見をされるのはいかがでしょうか。 さて、【染付・色絵正木春蔵展】は本日最終日となりました。普段から使いやすく、可愛らしい作品が魅力的であり、初日から多くのお客様にご来苑いただき、連日にぎわっていました。改めて正木先生の人気を確認できる展示…
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明日は最終日。正木先生の作品をご紹介いたします。

展示会初日以来、途切れることなく続くお客様の波。日常使いできる明るい色絵・染付の磁器の作品は、多くのファンを渋谷へ誘っています。古典のモチーフに忠実な作品から、先生が新しく生み出されたであろうものまで、成型、ろくろ、絵付けの筆使い、どれをとっても温かみと懐かしさを感じる作品たち。多くの方々の食卓に違和感なくすっと溶け込める、人懐こい…
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「鵜の目 鷹の目」久しぶりの正木春藏先生の器展

未だ夏のような暑さですが、17日は中秋の名月とのことです。いくらか風のある日の夜は、涼しさを感じることもあるので、秋虫の声を聴きながら、お月見でもしたいのものです。さて、今週は「正木春藏展」を開催しております。個展は10年以上ぶり。使い勝手のよい素敵な器が並びました。 色絵楕円鉢 染付桃猿図向附 …
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花咲く食卓 『正木春藏展』より

この数年食器好き、お料理好きのお客様からよくお話にあったのが「正木先生の作品はありませんか?」というご質問でした。その都度「個展を開催して戴く為に作品を集めています」とお答えしておりましたが、この度ようやく正木春藏先生の個展という形でご紹介出来る運びとなりました。 料理の為の器として使い勝手がよい器形や手取り、古染付、赤絵、古伊万里な…
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暮れなずむ時

「暑い、暑い」が「熱い、熱い」と誤変換ではなく正しい変換と誰もが賛成してくれるであろう今年の夏。動物園の飼育員の方々が動物たちに暑さ対策を早い時期から考えて工夫していたようだ。ある動物園ではキリンやシマウマがしゃれた六角形の屋根の下で休んでいた(涼んでいた)。ゾウには凍らせたリンゴ、スイカ、パインを、サルには野菜や果物を中に入れた氷をあ…
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陶房の風をきく~正木春蔵展~

湯盌展、酒器展などでいつも染付や色絵の魅力的な作品をご出品いただく正木先生。当苑での個展は何十年振りにもなるもので、皆が個展を待ち侘びていたことかと思います。 そんな正木春蔵先生にいくつかお話を伺いました。 ●一つの作品が完成するまで作品の絵付には大きさ、絵付けの細かさ、古染付の様な軽やかさのある線と祥瑞の重みのある線などの線の種類…
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【色絵・染付 正木春蔵展】 ~ 作品紹介 ~

ゆっくり通り過ぎて行った大型台風が、空のゴミを綺麗に掃除していったのか、ここ数日の空はスッキリと透き通るような空色に、真っ白な雲が広がって何とも心地が良い日が続いている。さて、今週の金曜日からは、そんな美しい空のキャンパスに絵付けしたような染付でお馴染みの【色絵・染付 正木春蔵展】が始まります。毎年、年明けの大酒器展や、秋に開催する極上…
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魯卿あん便り ~ 月やこの世の 鏡なるらん

魯卿あんのお茶室では、季節に合うしつらえをご用意しております。仲秋の名月を迎える今月は月に因む三幅をご覧ください。まず1週目は小杉放庵先生の月に鶉。小杉放庵月とう津羅清水清箱鶉図と言えば根津美術館に有名な南宋の画院画家・伝李安忠筆の国宝があります。日本では土佐光起や酒井抱一など様々な画家を描いています。鶉は、中国では「鵪(an)」と書く…
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極上の湯盌展 4日目

秋の気配を少し感じ始めたと思ったら、また陽射しが強く暑い日が戻ってしまった今日。まだまだ夏の終わりが見えない日になってしまいました。早く涼しい日が待ち遠しいです。さて、6日から始まった【極上の湯盌展】も残り2日間となりました。今回は21名の現代作家さんに新作を依頼しまして、数多くの湯呑が並んでおります。ぜひ新たな出会いとして作品を数点ご…
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